セミオーダーができるバレエレオタードブランドをご紹介

バレエ用品

近年、自分好みにカスタマイズできるオーダーレオタードのブランドが増え、SNSでは色とりどりの華やかなレオタードを着ているバレエダンサーを目にする機会が増えました。数年前までは、単色のシンプルな既製品のレオタードが一般出来でしたが、ここ数年で、生地の素材や柄、形、組み合わせ方まで選択できるようになり、レッスン着としてだけではなく、ファッションとしてレオタードでオシャレを楽しめるようになりました。ダンサー出身者がプロデュースするブランドも多いため、踊る際の着心地や見せ方まで計算された商品が多く、そのクオリティの高さにリピートする人が増えています

今回の記事では、SNSでも話題となっているカスタムオーダーレオタードブランドを5つご紹介します。せっかくレオタードを購入するなら、是非自分好みのお気に入りのレオタードをオーダーしてみてください。きっとレッスンの時間がさらに楽しくなるはずです。

国内のバレエダンサープロデュースブランド

stina(スティナ)

スターダンサーズバレエ団所属の現役バレエダンサー久保田小百合さんが、2012年8月に立ち上げたセミオーダーレオタードブランです。これまでレオタードは既製品のシンプルなものが一般的でしたが、日本初のセミオーダーレオタードとして話題となり、花柄やチェック柄など、可愛らしいデザインが豊富で人気を博しています

“stina”は、ロシア語の stsena 「舞台」という言葉から、舞台の真ん中に輝く私「i」が立っている、という意味を込められているそうです。レオタードはkidsサイズから大人サイズまで展開しており、レオタード素材を使用したWorkout商品や、Arm warmerやマスクなどの商品も展開しています。

各種メディア

stina 公式HP
Instagram(stina director)
ameblo(stina director’s blog)
LINE

特徴

生地のベース部の無地生地は、体にフィットするライクラが施されており、長時間着ていても疲れにくく、動きやすさと体のラインが美しく見えることが特徴です。また、速乾性があるため、汗地味が目立たず、すぐに乾きます。
ブランドアンバサダーとして、国内外で活躍するプロのバレエダンサーが務めており、新国立劇場バレエ団の小野絢子さんや、2021年AW新ミューズとして英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルの金子扶生さんが起用されるなど、バレエ界でも話題となっています

注文方法

【セミオーダー期間】
月に一度(毎月オーダー日があり、好きなtype(型)、生地、色、サイズを選んでオーダー)
※人気商品は、すぐに完売してしまうため早めのオーダーをお勧めします。
【お届け時期(目安)】
2カ月
【レオタードの金額(目安)】
8,000円~12,000円

unoa(ウノア)

東京シティ・バレエ団の宇野澤寛子さんが2017年に立ち上げた「プロフェッショナルダンスウェアブランド」です。セミオーダーのレオタードの他、kids用のレオタード、レオタード生地を使用したBody make wear、レッスン用のスカート、オーダーチュチュ、マスクなど、幅広く展開しています。

stinaは女性らしいデザインが特徴的ですが、unoaは、シンプルな美しさ、着心地、カラーやバランスに追及したデザインで、ダンサーの身体をしなやかに美しく見せてくれます

各種メディア

unoa 公式HP
Instagram(unoa director)
Instagram(Atelier)
ameblo(unoa daily blog)

特徴

OrderBon以外の商品は、unoaのアトリエで製作されています。また、ディレクターの宇野澤さんは猫愛好家デザイナーとして活動されており、レオタードの生地の柄に猫が隠れていたりと、遊び心をくすぐるデザインで、着る人をワクワクさせてくれます

注文方法

【オーダー期間】
公式HPやInstagramで告知される
(完全受注制のため、決まった日時にオーダーを受付しており、その期間の受付数に達した時点で受付終了)
【お届け時期(目安)】
レオタード、スカート:約75日(2カ月半)
レオタード(Express delivery【2weeks】):約16日~20日
Arm foundation&Socks:約16日~20日
マスク:約16日~20日
【レオタードの金額(目安)】
11,000円~13,500円

世界的に有名なレオタードブランド

YUMIKO(ユミコ)

レオタードのデザインの概念を覆したといっても過言ではないのが、元ドイツのドレスデンゼンパーオーパーバレエ団プリンシパルの竹島由美子さんが立ち上げた「YUMIKO」。1990年代後半に、思うように踊れないのはコスチュームに問題があると思い至り、手製のコスチュームを開発し始めたことがきっかけとなり、その後、ダンサーたちの口コミだけで世界中に広まり、世界中から愛されるレオタードブランドとなりました。

竹島さんはダンサーとしてだけではなく、デザイナーとしても認められるようになり、2003年に販売会社「YUMIKO」が設立されました。2007年には、アメリカのニューヨークに直売店、スペインに縫製工場がオープンし、2016年には日本初のフラッグショップとして渋谷店がオープンしました。世界の約8割のダンサーがYUMIKOを着用していると言われており、映画「ブラック・スワン」では、主演のナタリーポートマンのコスチュームのデザインも担当していたそうです。公式HPからオーダーしますが、既製品の販売もあるため、気に入ったデザインがあればそちらを購入することも可能です。(渋谷店で取扱い有)

各種メディア

YUMIKO(公式HP)
YUMIKO(渋谷店)

特徴

YUMIKOの特徴は、シンプルで機能的なデザインで体へのフィット感も抜群ですが、多彩なカラーバリエーションと形や素材など、組み合わせ方次第で、何パターンもの自分好みのレオタードがオーダーできる点です。初めてオーダーする場合は、オーダー方法や生地やカラーなど不明点が多く不安な方も多いと思いますが、公式HPからカラーサンプルを取り寄せることができるため、サンプルを取り寄せてから注文すると安心です。

注文方法

①「Leotards」ページ内から気に入ったデザインを選択
②「Fabric Type」から素材を選択(ナイロン/テクニ/マイクロファイバー/ベルベットの4種類)
③「Size」からサイズを選択(XS、S、M、L、XLの5種類)
④「Sleeves」から袖のタイプを選択 ※タイプによって金額が異なる
⑤「Variations」からまたぐり部分のカット方法を選択 ※タイプによって金額が異なる
⑥「Lining」から裏地部分を選択 ※タイプによって金額が異なる
⑦「Color」から好みの色を選択
⑧合計金額を確認し、購入する
【お届け時期(目安)】
注文商品のお届けまでには、最長制作期間約12週間
【レオタードの金額(目安)】
6,500円~13,000円

イタリアミラノ発のレオタードブランド

DellaLo’ Milano(デラロミラノ)

2015年に設立されたイタリア・ミラノ発の高級バレエウェアブランド「DellaLo’ Milano(デラロミラノ)」。創始者は元ミラノ・スカラ座のダンサーLorella Ferraroで、バレエの衣裳からインスピレーションを受けてブランドを立ち上げたそう。お値段は少々張りますが、高級イタリア生地を使い、高い技術力を持つ職人たちによってハンドメイドで作られているダンスウェアです。上品な色遣いとエレガントな刺繍が広く施されており、ファンも多いブランドです。

日本国内だと、バレエ用品の販売を行う株式会社CHERIEが、2021年8月より、カスタムレオタードの独自システムを制作し、デラロミラノと業務提携を結び、ECサイトにてカスタムオーダーが可能となりました。オーダーではなく既製品を購入する場合は、輸入商品を取り扱うバレエショップで購入可能です。

各種メディア

DellaLo’ Milano 公式HP
DellaLo’ Milano Japansaサイト

特徴

「お客様が快適にご着用いただけるよう、常に完璧を追求しています」をコンセプトに掲げ、熟練の職人が、細部にまで気を配りながらレオタードを作成しています。ECサイトでは、100種類の型やカラーバリエーションの中から、自分だけのレオタードが作れると同時に、クリックするだけで生地とデザインを選べ、出来上がりをイメージして購入することができます

注文方法

①デラロミラノジャパンのECサイト内の商品一覧から気に入ったデザインを選択
②チュールカラーとベースカラーを選択(選択したカラーはリアルタイムで確認可能)
③サイズを選択(XS、S、M、L、XLの5種類)
④カートに追加し、購入
【お届け時期(目安)】
最大8週間
【レオタードの金額(目安)】
15,000円~28,000円

国内のカスタムオーダーレオタードブランド

ALICIA dancewear(アリシア ダンスウェア)

2016年に設立された「ALICIA dancewear」は、YUKOさんという女性が一人で製作されているダンスウェアブランドです。文化服装学院にてファッションについて学んだ後、セレクトショップの販売員、アパレルの商品企画を経験された後、幼い頃のバレエの経験を生かして「ALICIA dancewear」を立ち上げたそうです。

ラインや着心地、縫製にこだわった商品を製作し、「着る人をより美しく見せる」「心が華やかになる」ダンスウェアとしてバレリーナの魅力を引き出してくれます。

各種メディア

ALICIA dancewear 公式HP
ALICIA dancewear ameblo

特徴

カスタムオーダーがメジャーになる前から、自分好みのレオタードが作れるブランドとしてバレエダンサーの間で話題となったブランドです。カラーや柄の多さや、組み合わせの自由度が高く、自分好みのレオタードをオーダーでき、レッスンの気分を上げてくれます。バレエダンサーのInstagramでも着用している姿が見られるので、是非参考にしてみてください。はじめて購入する方向けに、購入前に生地見本を取り寄せることができるため、安心して購入することができます

注文方法

ボディ・プリント柄・メッシュの色の組み合わせを選んで注文
①ボディ生地を選択(単色レオタード or プリント柄×無地ボディレオタード or 総柄レオタード)
②型を指定(SS、S、MS、M、Lの5種類)
③オプション選択
④注文
【お届け時期(目安)】
個人で製作しているため、オーダー状況によって異なります


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