【7選】日本の有名バレエ団をご紹介!それぞれの特徴や沿革を解説

団・ダンサー紹介

日本にバレエが伝わってきてからの歴史は100年余りとされています。その歴史は他国と比べて浅いですが、今や日本のバレエ教室の数は、全国で4500以上もあり、バレエ大国と言われるほどバレエが身近なものとなりました。

現在、日本には多くのバレエ団が存在し、各バレエ団ごとの特色を生かしながら、古典作品からオリジナル作品まで、多くのレパートリーを上演しています。

今回の記事では、数多くあるバレエ団の中から、7つのバレエ団をご紹介します。各バレエ団の歴史や特徴、レパートリーも紹介しているので、将来バレエダンサーを目指している方や、日本のバレエ文化をもっと知りたい方など、ぜひ参考にしてみてください。

井上バレエ団

井上バレエ団は、パリ、モンテカルロ等でダンサーとして活躍した井上博文によって1968年に設立されました。
「白鳥の湖」等、伝統的な全幕物の古典バレエを始め、 個性的な創作小作品、日本舞踊、スペイン舞踊等とのコラボレーション等のレパートリーを持っています。世界的に著名な美術家ピーター・ファーマーによる舞台美術および衣裳、満平舎による照明デザイン、海外からゲストダンサー、指導者を招いて公演を行っています。

また、デンマーク王立バレエ団との長年にわたる協力関係により、ブルノンヴィルスタイルの継承および日本での普及に努め、ブルノンヴィル作品の上演、サマーセミナーの開催などにも注力しています。

名称公益財団法人 井上バレエ団
創立1968年
拠点東京都世田谷区砧
団員数正団員 41名
準団員 16名
沿革1968年 井上博文氏が「井上博文バレエ団」を結成
1983年 「財団法人井上バレエ団」に改組
2011年 公益財団法人の認可を受ける
1988年 井上博文氏急逝
主なレパートリー白鳥の湖
ラ・シルフィード
くるみ割り人形
コッペリア
ナポリ
ゆきひめ 等
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参考文献
ウィキペディア
一般社団法人 日本バレエ団連盟(正会員)

NBAバレエ団

NBAバレエ団は埼玉県所沢市を拠点に、「バレエを通じて日本の人々の文化生活を豊かにすること」を目的とし、年間を通じて数多くのトップレベルでかつ貴重な公演を実施しているバレエ団です。

特にユニークなところは、NBAバレエ団の目的に賛同している多くのスポンサーと全国のスタジオ教室の会員が支援している点です。バレエ団員は国際コンクールや海外バレエ団での実績のある100名近くで構成され、海外からも数多く参加し、プリンシパル、ソリスト、アーティスト、スタジオカンパニーにより、毎年5回以上の公演を開催しています。レパートリーは、古典作品から「HIBARI」「リトルマーメイド」などのオリジナル作品まで多岐に渡ります。

附属のNBAバレエ学校を有しており、若手の育成にも注力しています。また、世界に羽ばたくダンサーを育成することを目的に「NBA全国バレエコンクール」を運営しています。地域の文化の向上にも寄与した活動を通じて、地域振興にも力を注ぐなど、日本を代表するバレエ団のひとつとしてバレエ芸術を発信し続けているバレエ団です。

名称 一般財団法人 NBAバレエ団
創立1993年11月12日
拠点埼玉県所沢市
団員数正団員 54名
アパレンティス(準団員) 9名
スタジオカンパニーメンバー 56名
沿革1993年 新日本芸術バレエアカデミー 創立
    (久保栄治が発起人)
1994年 日本バレエ劇場(NBAバレエ団の前身)結団
1997年 日本バレエアカデミーの名称を NBAバレエ団 へ
2000年 文化庁芸術祭優秀賞を受賞
2001年 東京都からNBO法人の認証を受ける
   (特定非営利活動法人NBAバレエ団の設立)
2001年 文化庁芸術祭優秀賞受賞
    (ネオクラシック秘蔵コレクション公演)
2002年 初の海外公演(ロシア・モスクワ、ベラルーシ)
2004年 スタジオを東京都練馬区から埼玉県所沢市に移転
2005年 舞踊批評家協会賞受賞
2007年 中国招聘海外公演(日中友好35周年記念公演)
2015年 芸術監督久保綋一が文化庁芸術祭新人賞受賞 
2016年 ブロードウェイで活躍の振付家を招聘し
    「HIBARI」「ロミオとジュリエット」
    「死と乙女」を上演
2018年 「リトルマーメイド」上演
2019年 一般財団法人 NBAバレエ団設立
主なレパートリー●全幕作品
白鳥の湖
海賊
クルミ割り人形
コッペリア
ジゼル
ドン・キホーテ
ラ・フィユ・マル・ガルテ
ロミオとジュリエット
ドラキュラ
真夏の夜の夢
HIBARI
リトルマーメイド 等
●復元初演全幕作品
アルレキナーダ
プティパ版エスメラルダ
ニジンスカ版 牝鹿レ・ビッシュ
騎兵隊の休止
時の踊り
ダンスシンフォニー
クレオパトラ 
幻の島(せむしの仔馬) 等
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参考文献
ウィキペディア
NBAバレエ学校
NBA全国バレエコンクール

K-BALLET COMPANY

英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルとして世界の頂点を極めたバレエダンサー熊川哲也が、1999年に自ら芸術監督を務めるKバレエ カンパニーを設立しました。株式会社TBSテレビが興行を担当し、「芸術面で妥協をしないバレエを実現すること」を創立時からの理念としています。

シアター・オーケストラ・トーキョーを保有し、日本で唯一オーケストラを持つバレエ団です。また、日本で唯一の株式会社が運営するバレエカンパニーとして知られています。その他にも、BALLET GATE(大人のためのバレエスタジオ)、K-BALLET SCHOOL(世界の扉を開く子供のためのスクール)、K-BALLET YOUTH(次世代の精鋭たちによるジュニア・バレエカンパニー)など、バレエスタジオの運営や人材育成にも注力しています。

「総合芸術としてのバレエ」を追求し尽くした完成度の高い舞台により観客の心を捉え続け、年間約50公演、観客動員数およそ10万人、そして新作全幕バレエ作品をほぼ毎年上演するなど、世界的にも稀にみる活動実績を誇っています。

名称K-BALLET COMANY
(社名:株式会社K-BALLET)
創立1999年
拠点本  社:東京都文京区小石川
スタジオ:小石川、恵比寿、吉祥寺、横浜、福岡、大宮
団員数正団員 約53名
アパレンティス(準団員) 約12名
沿革1999年 K-BALLET COMPANY 設立
   (熊川哲也が芸術監督・プリンシパルを務める)
2002年 本拠地を東京都文京区小石川に移す
   (それ以前はロンドン⇔東京の活動形態)
2004年 第3回 朝日舞台芸術賞 受賞
    ※「白鳥の湖」の舞台成果
2004年 N.Y.メトロポリタン歌劇場で開催された
   「アシュトン記念公演」に招聘される
2006年 第5回 朝日舞台芸術賞 受賞
    ※「くるみ割り人形」「ドン・キホーテ」の成果
2012年 熊川哲也がBunkamuraオーチャードホールの
    芸術監督に就任
2017年 全幕作品「クレオパトラ」を世界初演
2018年 毎日芸術賞特別賞 受賞
    ※「クレオパトラ」の舞台成果
2018年 株式会社東急文化村とフランチャイズ契約を締結
2013年 ジュニアカンパニー「K-BALLET YOUTH」設立
2015年 第24回モンブラン国際文化賞 受賞
    ※熊川哲也の人材育成への貢献が評価された
2018年 ローザンヌ国際バレエコンクールの
    オフィシャル・パートナー・カンパニーとなる
主なレパートリー●全幕バレエ
ジゼル
眠れる森の美女
白鳥の湖
コッペリア
ドン・キホーテ
くるみ割り人形
海賊
ロミオとジュリエット
シンデレラ
ラ・バヤデール
カルメン
クレオパトラ
マダム・バタフライ 等
●小品集
タイス
ラプソディ
二羽の鳩
クライ・ベイビー・クライスラー
Evolve
ファサード
ハレルキナーダ
FLOW ROUTE
Fruits de la passion ~パッションフルーツ
死霊の恋
放浪息子
レ・パティヌール
シンフォニック・ヴァリエーション
真夏の夜の夢
Les Fleurs Noirs
レ・パティヌール~スケートをする人々~
ミラージュ
パキータ
ライモンダActIII
サタネラ
ベートーヴェン 第九
三人姉妹
バレエ ピーターラビット™️と仲間たち
セレナーデ
シンフォニー・イン・C
ボレロ
若者と死
アルルの女 等
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参考文献
ウィキペディア
K-BALLET YOUTH
K-BALLET SCHOOL
BALLET GATE

新国立劇場バレエ団

新国立劇場バレエ団は、新しい舞台芸術の拠点として開場した劇場とともに、島田廣初代芸術監督のもと、1997年に発足しました。日本で唯一、国立の劇場に所属するバレエ団です。新国立劇場は、オペラ劇場、中劇場、小劇場と3つの劇場を有しています。

レパートリーは古典をはじめ、アシュトン、バランシン、プティ、マクミランといった振付家による20世紀の名作から、エイフマン、ドゥアト、マーネン、サープ、ビントレー、ウィールドンなどの現代振付家の作品まで多岐に渡ります。また、新国立劇場オリジナル作品のレパートリー化を図るなど、バレエ団としての独自色も打ち出しています。

さらに、プロフェッショナルなダンサーを目指している方の研修機関として2001年4月にバレエ研究所が開設され、修了生は次代を担うアーティストとして国内外で広く活躍しています。 バレエ団では2020年に、元英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルの吉田都が芸術監督に就任し、今後の活動がますます楽しみなバレエ団です。

名称新国立劇場バレエ団
(運営:公益財団法人 新国立劇場運営財団)
創立2001年
拠点東京都渋谷区本町
団員数シーズン契約ダンサー 約70名
登録ダンサー 約14名
沿革1997年 島田廣初代芸術監督のもと発足
2004年 朝日舞台芸術賞 受賞 ※ライモンダの舞台成果
2008年 米国ケネディ・センターにおいて海外デビュー
2009年 モスクワ・ボリショイ劇場に招待され、
    牧阿佐美振付のオリジナル作品「椿姫」を上演
2005年 「カルミナ・ブラーナ」上演
2008年 新作の全幕バレエ「アラジン」上演
    ※英国バーミンガム・ロイヤル・バレエの芸術
     監督であるデヴィッド・ビントレーが振付
2010年 デヴィッド・ビントレーが芸術監督に就任
2011年 新作の全幕バレエ「パゴダの王子 」を世界初上演
2014年 大原永子が芸術監督に就任
2019年 愛知芸術文化選奨 受賞
   (プリンシパルダンサー 米沢唯)
2019年 芸術選奨文部科学大臣賞 受賞
   (プリンシパルダンサー 小野絢子)
2020年 吉田都が芸術監督に就任
主なレパートリーくるみ割り人形
眠れる森の美女
白鳥の湖
ドン・キホーテ
ラ・バヤデール
ロメオとジュリエット
ジゼル
コッペリア
ラ・シルフィード
シルヴィア
シンデレラ
不思議の国のアリス
アラジン
しらゆき姫
こうもり
マノン
ホフマン物語
竜宮りゅうぐう
アンナ・カレーニナ 等
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参考文献
ウィキペディア
バレエ研究所
一般社団法人 日本バレエ団連盟(準会員)

スターダンサーズ・バレエ団

創設者の故太刀川瑠璃子は、1965年にニューヨークより偉大な振付家アントニー・チューダーを招き、当時日本の各バレエ団で活躍していた主役級(スター)ダンサーを集めた公演をプロデュースしました。この公演をきっかけに、スターダンサーズ・バレエ団が誕生しました。

創立当初から日本発信のナショナルバレエの創造を目標に掲げ、人気ゲームを題材としたバレエ「ドラゴンクエスト」など数々のオリジナル作品を生み出す一方で、サー・ピーター・ライトの古典の名作から、ジョージ・バランシン、ウィリアム・フォーサイスなど20世紀の振付家による近現代バレエまで、日本初演作品を含む世界レベルのレパートリーを保持しています。

近年は子供たちや障がい者・パーキンソン病患者を対象としたダンスプログラムにも力を入れ、広く社会にバレエを届ける活動に精力的に取り組んでいます。

また、2015年には、才能ある若いダンサーの研修システムとしてジュニアカンパニーが設立され、今後のバレエ界をリードする後進の育成に取組んでいます。

名称公益財団法人 スターダンサーズ・バレエ団
創立1965年
拠点東京都港区南青山
団員数ダンサー 約41名
アーティスト 約25名
準団員 約4名
沿革1965年 創立
1977年 ニムラ賞 受賞
    ※「緑のテーブル」日本初演に対し
1981年 日本のバレエ団初の財団化、
    財団法人 スターダンサーズ・バレエ団となる
    (初代理事長 渡邊暁雄)
1986年 日中共同バレエ北京公演
1989年 第20回舞踊批評家協会賞 受賞
    ※「アントニー・チューダー追悼公演」
     「バランシンの夕べ」両公演に対し
1992年 第23回舞踊批評家協会賞 受賞
    ※バランシン、ロビンス、チューダー作品の
     紹介等の活動に対し
1993年 韓国公演(第15回ソウル国際舞踊祭参加)
1996年 サー・ピーター・ライト芸術顧問に就任
1998年 文化庁芸術祭舞踊部門優秀賞 受賞
    ※the MASTERWORKS of the20th centuryに対し
2002年 ドイツ公演(ハイルブロン市立劇場より招聘)
2003年 小山久美代表総監督に就任
2010年 上海万博公演
2012年 公益財団法人 スターダンサーズ・バレエ団となる
主なレパートリーくるみ割り人形
ジゼル
コッペリア
白鳥の湖
シンデレラ
ドラゴンクエスト
アポロクシメイト・ソナタ
ウェスタン・シンフォニー
エリート・シンコペーション
オッフェンバック イン ザ アンダーワールド
コンチェルト
セレナーデ
火の柱
迷子の青虫さん
緑のテーブル
リラの園
ワルプルギスの夜 等
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参考文献
ウィキペディア
一般社団法人 日本バレエ団連盟(正会員)

東京バレエ団

東京バレエ団は1964年に創立され、2019年に創立55周年を迎えました。1966年には、創立3年目にして当時の旧ソ連文化省の招聘により、第1次の海外公演を成功させています。

以降も、ボリジョイ劇場、マリインスキー劇場、パリ・オペラ座、ウィーン国立歌劇場など、世界に名だたる劇場で数々の海外公演を実施し、国内の芸術団体最多の34次775回の海外公演を行っており、“日本の生んだ世界のバレエ団”として国内外で高く評価されています。

東京バレエ団の代表作とも言える「春の祭典」などは、世界的に有名な振付家モーリス・ベジャールが振付し、その上演を東京バレエ団のみに許可していることは、高い評価を示していると言えます。

2015年8月には斎藤友佳理が芸術監督に就任し、近年では、東京文化会館での「上野の森バレエホリデイ」、めぐろパーシモンホールでの「めぐろバレエ祭り」など、地域に根ざした活動にも力を入れ、幅広い観客に親しまれるバレエ作品の上演、普及活動を行っています。

名称チャイコフスキー記念東京バレエ団
(運営:NBS 公益財団法人日本舞台芸術振興会)
創立1964年
拠点東京都目黒区
団員数ダンサー 59名
研究生 12名
沿革1964年 創立
1966年 モスクワ、レニングラードで公演行う
    ※ソビエト文化省より”チャイコフスキー記念”の
     名称を贈られた
1970年 「パリ国際ダンスフェスティバル」参加
1982年 「パリ国際ダンスフェスティバル」参加
1986年 「ザ・カブキ」初演
    ※モーリス・ベジャール振付による
1989年 「月に寄せる七つの俳句」初演
    ※ジョン・ノイマイヤー振付による
1994年 「パーフェクト・コンセプション」初演
    ※イリ・キリアン振付による
2004年 モーリス・ベジャールを名誉芸術顧問に迎える
2014年 創立50周年を迎える
2015年 斎藤友佳理が芸術監督に就任
2016年 ブルメイステル版「白鳥の湖」上演
2019年 ホームズ版「海賊」上演
2019年 第34次海外(ヨーロッパ)公演を行う
    ※ウィーン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座等
主なレパートリー●古典作品
白鳥の湖
ジゼル
眠れる森の美女
くるみ割り人形
ラ・シルフィード
ドン・キホーテ
ラ・バヤデール
ドナウの娘
レ・シルフィード
●モーリス・ベジャール作品
ザ・カブキ
M
くるみ割り人形(ベジャール振付)
ボレロ
火の鳥
春の祭典
ドン・ジョヴァンニ
舞楽
ギリシャの踊り 等
●ジョン・ノイマイヤー作品
月に寄せる七つの俳句、時節(とき)の色
スプリング・アンド・フォール
椿姫(第3幕のパ・ド・ドゥ)
ロミオとジュリエット
●イリ・キリアン作品
パーフェクト・コンセプション
ドリームタイム
ステッピング・ストーンズ
シンフォニー・イン・D
●ジョージ・バランシン作品
水晶宮
テーマとヴァリエーション
バレエ・インペリアル
●その他
オネーギン
真夏の世の夢
シルヴィア 等
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参考文献
ウィキペディア
NBS 公益財団法人 日本舞台芸術振興会
東京バレエ学校
一般社団法人 日本バレエ団連盟(正会員)

東京シティ・バレエ団

東京シティ・バレエ団は、1968年に日本バレエ界初の合議制バレエ団として、有馬五郎、石田種生、内田道生、橋本洋、野口辰雄の5名が発起人となり設立されました。以来古典バレエと創作バレエを両輪のごとく上演し、これまでに古典バレエ作品のほか、「第九交響曲」「カルメン」などのオリジナル・バレエなど、110を超える作品を上演しています。

自主公演のほかにも、韓国・香港・台北・中国等の海外公演や、文化庁、公文協、全国子ども劇場での公演、文化庁・江東区などの学校公演、オペラ公演の助演など、その活動は1,500ステージにのぼります。

特徴的なのは、1994年より日本のバレエ団では初めての自治体(東京都江東区)と芸術提携を結び、ティアラこうとう(江東公会堂)において、年間4演目を上演している点です。その他、区内外学校等へのアウトリーチや、地域の商店との協働による「まち・くるみフェスティバル」などの活動により、人々に愛されるバレエ団として成長し続けています。

2011年には若手作家の育成と新たな観客との交流を目的とした「シティ・バレエ・サロン」シリーズを開始し、新しい表現活動にも自由にチャレンジしています。Ballet for Everyone(バレエ・フォー・エブリワン)というヴィジョンを掲げ、日本全国、世界へと活動を広げているバレエ団です。

名称公益財団法人 東京シティ・バレエ団
創立1968年
拠点東京都江東区住吉
団員数ファースト・アーティスト(女性)約37名
ファースト・アーティスト(男性)約18名
アーティスト(女性)約18名
アーティスト (男性)約9名
TCBスタジオカンパニー(女性)約32名
TCBスタジオカンパニー(男性)約5名
沿革1968年 創立
    ※有馬五郎、石田種生、内田道生、橋本洋、
     野口辰雄の5名が発起人となる
1969年 ジゼルで初公演
1994年 自治体(江東区)と芸術提携を提携
    ※日本のバレエ団として初。
     以降、ティアラこうとうで定期公演を行う
2009年 一般社団法人化
2009年 安達悦子が理事長および芸術監督に就任
2011年 「シティ・バレエ・サロン」を開始
    ※若手作家の育成と新たな観客との交流のため
2016年 公益財団法人化
2018年 創立50周年を迎える
主なレパートリーくるみ割り人形
コッペリア
白鳥の湖
ジゼル
ボレロ
女面
フィジカル・ノイズ
真夏の夜の夢
カルメン
ロミオとジュリエット
ベートーヴェン 交響曲第7番 他
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参考文献
ウィキペディア
一般社団法人 日本バレエ団連盟(正会員)

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