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【バレエの必需品】ウォームアップウェアの種類を解説!おすすめアイテムも紹介

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バレエのレッスンを受ける前には、必ずウォームアップのストレッチを行います。なぜストレッチをするのかというと、身体を温めて筋肉をほぐし、怪我を予防するためです。筋肉の性質はゴムに近く、冷えた硬い状態で急に収縮させると断裂してしまいやすいという特徴があります。そのため、ウォームアップでストレッチを行い、身体を温めて筋肉を柔らかくすることで、レッスンでの怪我を防止します。

どれくらいの時間をウォームアップに費やすのかは、個人差がありますが、30分ほどの時間をかけて入念にストレッチを行う人もいます。それでもやりすぎだと言われることはなく、バレエにおいてウォームアップはそれだけ重要なこととされています。

バレエのウォームアップにはウェアが必要

そのウォームアップを効率よいものにしてくれるのが、ウォームアップ用のウェアです。

ウォームアップウェアは、レッスン前のウォームアップ中にせっかく温めた身体を冷やさないことを目的として使われます。レオタードやバレエタイツは薄手の素材で作られているため、熱を逃がさないためのウェアを着用しなければウォームアップを行っても身体を温めることは難しいからです。

特に、冬季のバレエスタジオは凍えるような寒さです。ウォームアップウェアを着用しなければ、手足がかじかんでしまってまともに踊ることも難しいでしょう。夏場においても、冷房が効いているスタジオの場合は身体が冷えやすくなります。

レッスン前の時間を有意義なものに変え、レッスン本番を充実したものとするためにも、ウォームアップウェアはバレエに必要なアイテムのひとつと言えます。

バレエのウォームアップウェアの主な種類

バレエのウォームアップウェアには、いくつかの種類があります。身体の上から順に、主な種類をご紹介します。

種類①ニットトップス・アームウォーマー

左:ニットトップス 右:アームウォーマー

ニットトップスやアームウォーマーは、上半身に着用するウォームアップウェアです。

ニットトップスは、丈の短い薄手のセーターのような感じで、ウォームアップウェアの中では定番のアイテムと言われています。気軽に着脱ができて体温調整がしやすいので、1枚持っておくととても便利。形が普通のセーターをあまり変わらないため、バレエだけでなく日常用の防寒着として使用しても違和感がありません。

アームウォーマーは、主に腕や肩を温めることを目的として着用するアイテムです。腕に袖を通す部分が肩を通してつながるように作られています。ニットトップスよりも生地面積が狭いため、上半身全体を温めることには適しておらず、上述した通り腕や肩など部分的に温めることに用いられます。

種類②ウォームアップパンツ・レッグウォーマー

左:ウォームアップパンツ 右:レッグウォーマー

ウォームアップパンツやレッグウォーマーは、下半身を温めるために使われるウォームアップウェアです。

ウォームアップパンツは、レギンスやサルエル、ブーツカットなど様々な形の種類があります。身体を温める機能に関してはどれも同じであるため、好みで選んでしまって問題ありません。下半身全体を包むため保温力に優れていますが、着脱が少々大変というデメリットがあります。ウォームアップパンツは、レッスンがはじまる前に脱いでおいたほうがいいでしょう。

レッグウォーマーは、左右それぞれの脚に着用させるウォームアップウェアです。長さは、一般的なものの場合は足首から腿の付け根ぐらいまでで。パンツタイプに比べて着脱が用意なので、レッスンの途中であっても、身体が温まってきたタイミングで素早く脱ぐことができます。

種類③ウォームアップブーツ・シューズ

ウォームアップブーツ・シューズ

ウォームアップブーツ・シューズは、足に履く履物です。ブーツとシューズで呼び方が異なる場合もありますが、どちらも同じアイテムを指しています。

保温性にとても優れているアイテムで、冷えやすい舞台でのウォームアップによく使われています。※ 舞台は広さ故に暖房が効きづらく、待ち時間も長いため、身体が冷えやすい

普段のレッスンでも使えるアイテムですが、かさばりやすいため持ってくる方は少なく、主に舞台に立つバレエダンサーが使用しています。そのため、舞台に立つような本格的にバレエに打ち込んでいる方が使うアイテムという認識があり、初心者のバレエダンサーがはじめに購入することはあまりおすすめできないかもしれません。

種類④オールインワン・つなぎ

オールインワン・つなぎ・オーバーオール

オールインワン・つなぎは、オーバーオールのように着用するウォームアップウェアです。下半身全体とお腹周りを温めてくれるアイテムで、生地面積が広い分、保温性に優れています。また、商品によっては普段着に近いデザインをしているので、近所のコンビニくらいであれば外出も可能です。

専用のウォームアップウェアじゃないとダメ?

ウォームアップウェアはレッスン前に身体を温めるために使うアイテムと説明をしました。そこで、「専用のウォームアップウェアでなければいけないのか?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか?

UNIQLO(ユニクロ)や無印良品などの日常で使えるプチプラファッションのアイテムを兼用できれば、節約できるし洋服の数も増やさないで済みます。可能であれば、そのほうがいいですよね。

できるなら専用のものを使ったほうが◎

結論から申し上げると、できることなら専用のウォームアップウェアを使ったほうが良いです。理由は、動きやすくフォームチェックがしやすいからです。バレエのために作られているものなので、バレエの激しい動きにもついていけるように設計されていますし、細かい部分で利便性に優れています。また、身体のラインを隠さないような設計になっているため、フォームチェックもしやすいです。

フォームチェックは自分だけでなく先生も行うものなので、先生からより良い指導をいただくためにも、できることなら専用のウォームアップウェアを着用したほうがいいでしょう。

ただ、動きやすさやフォームのチェックのしやすさが叶うのであれば、専用のものにこだわる必要はありません。事実、ユニクロのダウンベストは数多くの著名なバレエダンサーが舞台前などに愛用しています。

おすすめのバレエウォームアップウェア

それでは、おすすめのバレエウォームアップウェアをご紹介します。バレエ初心者の方に向けて商品をピックアップしたため、デザイン性やブランド力などよりも、実用性や普遍性などにこだわったセレクションとなっています。

①伸縮性に優れたニットトップス

バレエ通販サイト『ミニヨン』のリブ編みニットトップスです。特徴は、アクリル100%で伸縮性に優れていること。踊りを邪魔しない作りになっています。また、ネックが深めのVになっており、デコルテの確認がしやすいことも魅力のひとつです。ベーシックかつ機能性に優れたニットトップスであり、価格も1000円台と安めなので、はじめてニットトップスを購入する方におすすめです。

②コットンの優しい肌触りを感じられる大人気アームカバー

バレエ アームカバー コットンニット・アームカバー

2001年にスタートしたバレエ専門店『Dessus Dessous / ドゥッシュ・ドゥッスゥ』のコットンニットで作られたアームカバーです。特徴は、素材比率の半分近くをコットン(綿)が占めていること。コットンならではの肌触りのよさを感じることができます。価格が少々高めですが、ドゥッシュ・ドゥッスゥのコットンニットシリーズは人気を集めており、大手通販サイトを使っても入荷待ちの状態であることが多いです。質の高いものをひとつ持っておきたいという方にぜひおすすめの商品です。

③チャコットのウォームアップパンツ

【チャコット 公式(chacott)】ウォームアップパンツ

おそらく日本で最も知名度の高いバレエメーカー『Chacott / チャコット』のウォームアップパンツです。裾にはギャザーが付いており、綺麗なテーパードのラインを描きます。また、ギャザーを絞ることで丈を膝まで上げられるため、ポジションチェックにも便利です。価格は1万円以上とかなり高価ですが、ウォームアップパンツは一度購入すれば長く使えるので、最初の1本は良いものがおすすめです。ぜひ検討してみてください。

④ベーシックな使い心地のレッグウォーマー

【サンシャ】004 バレエ レッグウォーマー 67cm (踵穴タイプ)大人/子供用(キッズ/ジュニア/子ども) ウォームアップ用バレエ衣装(バレエウェア)格安通販のバレエ用品(練習/レッスンに)

ヨーロッパを中心に世界的な人気を集めているフランスのバレエ用品メーカー『サンシャ』のレッグウォーマーです。主だった特徴はない商品なのですが、レッグウォーマーに最低限は必要な要素をすべて満たしているため、はじめての一足にぜひおすすめです。また、装飾性などを抑えている分、価格も控えめなので、ベーシックなレッグウォーマーをお求めの方にも適した商品と言えるでしょう。

⑤フィット感を調整できるウォームアップブーツ

先ほどレッグウォーマーで紹介したフランスのバレエ用品メーカー、『サンシャ』のウォームアップブーツです。大きめのサイズを選べばバレエトゥシューズを履いたままでも着用することができ、足首にストラップが付いているため、フィット感も自由に調整することができます。また、ソール部分にラバー素材が使われていることもポイントのひとつ。滑りにくくなっているため、ウォームアップのときも動きやすいです。厚手の靴下で代用する場合、「滑りやすくて上手くウォームアップできない」という方が多いので、これは嬉しいポイントですね。

⑥抜群の着用感で好評のオーバーオール

【 Grishko ★ グリシコ 】コットン・ ウォームアップ オーバーオール ( つなぎ )黒・ネイビー オールインワン バレエ ダンス ダンサー バレエウェア レッスン 着

バレエの本場であるロシアの老舗ブランド『Grishko / グリシコ』のウォームアップオーバーオールです。この商品の魅力は、程よくゆとりのあるサイズ感で動きやすく、コットン100%で着心地が抜群であること。その着用感の良さから、部屋着として使用しているユーザーもいるようです。また、レオタードの上から着用すれば普段の格好に大きく近づけるため、舞台の合間にコンビニへ行くなどのちょっとした移動にも便利です。

ウォームアップウェアをそろえてレッスンを有意義なものに変えよう

バレエのウォームアップウェアについて、種類の解説・おすすめ商品の紹介といった流れでお話してきました。ウォームアップウェアは、ストレッチなどで温まった身体を冷やさないようにしてくれる便利なアイテムです。レッスン前の準備は、レッスン本番と同じくらい大切なもの。しっかりとウォームアップして身体を温め、万全の状態でレッスンに臨みましょう。ウォームアップウェアを揃える際は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてくださいね。


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