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【まとめ】バレエトゥシューズとは?選び方やいつから履けるのかを解説

バレエ入門

今回の記事では、バレエの象徴ともいえるアイテム「バレエトゥシューズ」について総合的に解説します。「バレエトゥシューズに興味がある」、「選び方やいつから履けるのか?について詳しく知りたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

バレエトゥシューズとは?

まず、バレエトゥシューズとは(以下トゥシューズ)、つま先で立つために作られたバレエ専用の靴のことです。

別名、ポアントともいいます。バレエダンサーがつま先で立つ動作を「ポアント」といいますが、トゥシューズはポアントのために作られたものであることから、トゥシューズそのものをポアントと呼ぶ先生も少なくありません。

どちらも間違いではなく、トゥシューズを使って練習するクラスを「ポアントクラス」と名付ける教室も数多く存在します。

バレエシューズとトゥシューズは別物

バレエを知ってから日が浅い方の中には、「バレエシューズ」とトゥシューズの区別がつかない方もいるでしょう。トゥシューズとバレエシューズは、姿かたちは似ていますが、構造や用途を比較してみるとまるで別物。

それぞれについて簡単にまとめた表を下記に用意しましたので、ご覧ください。

項目バレエシューズトゥシューズ
用途バレエを踊るためポアントをするため
対象者子供から大人まで、
すべてのバレエダンサー
一定のレベル・年齢に
達しているバレエダンサー
履き方上履きのようにゴムで留めて履くゴムで留め、足首にリボンを巻いて履く
バレエシューズとトゥシューズの違い

このように、バレエシューズとトゥシューズは姿かたちは似ているものの、用途や対象者が大きく異なります。もしバレエシューズとトゥシューズの違いについてより詳しく知りたい方は、ぜひ下記の記事を参考にしてみてください。

▼より詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック

バレエトゥシューズはいつから履けるのか?

次に、トゥシューズがいつから履けるのか?について解説します。結論からいうと、ゥシューズを履けるタイミングは「バレエの基礎が身についたとき」になります。子供の場合は、「骨格が固まったとき」も条件として追加されます。

この結論をきいて、いかがでしょうか。少しフワッとしているように感じた方も多いのではないかと思います。

トゥシューズをいつから履けるのかについて、明確な答えがない理由は、そもそもトゥシューズを履いたレッスンの参加を許可するのが”自分ではなく指導者だから”です。

「何歳から」「バレエ歴が何年になったら」といったようにある程度の目安を決めている教室もありますが、基本的には指導についている先生が上達や成長の具合を見てトゥシューズ着用の許可を出すことが一般的。

公で決まっている基準というものはなく、指導者が経験や知識に従って判断するため、トゥシューズをいつから履けるのかは明確な答えが存在しないのです。

トゥシューズが履けるようになる目安

トゥシューズを履けるようになる明確な基準は存在しませんが、多くの指導者が許可を出す際に「これができていなければトゥシューズは履かせられない」と目安にしているポイントがいくつかあります。その中でも代表的なものを5つ抜粋してご紹介しましょう。

  • バレエの基礎が身に付いていること
  • 身体を正しく引き上げられること
  • 体幹の筋肉があること
  • 足首の柔軟性が高いこと
  • 足裏の筋力があること

これらは”どれかひとつができていればよい”のではなく、全ての要素を総合的に見て一定の水準に達している必要があります。

トゥシューズがいつから履けるのか?について、もっと詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください。目安でご紹介したポイントについて、より深い情報をご紹介しています。

▼より詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック

バレエトゥシューズの選び方

トゥシューズの選び方は、普通の靴とは少々異なります。サイズだけでなく、シューズの形やソールの固さなど様々なポイントから自分に合ったトゥシューズを見極める必要があるからです。

バレエショップにいくと、ひとつの商品だけで大きな棚を埋め尽くすほどのラインナップがあることも珍しくありません。それくらい、トゥシューズは人によって合うものが異なります。

だから、トゥシューズ選びは非常に難しいです。一発で自分に合った商品と出会えることはほとんどなく、ほとんどの場合、何度も買い直して経験を積んだり、既製品をカスタマイズして自分好みに変えたりして、自分に合ったトゥシューズを見つけます。

はじめてのトゥシューズは自分で選ばない

そもそも、トゥシューズをはじめて購入する場合、自分で選ぶことは稀です。理由は先ほども説明した通り、経験のない初心者が自分に合ったトゥシューズを選ぶことはとても難易度の高い行為だからです。

一般的には、通っている教室の指導者か、バレエショップにいるシューフィッターに選んでもらうことがほとんど。もしトゥシューズを履けるようになったら、「どんなトゥシューズが自分に合っているのか?」を指導者かシューフィッターに相談してみるといいでしょう。

トゥシューズ選びのポイントは7つ

トゥシューズを選ぶときのポイントは、大きく分けて7つあります。

  1. 足の形に合うものを選ぶ
  2. サイズとワイズの合うものを選ぶ
  3. ヴァンプとクラウンの合うものを選ぶ
  4. 自分に合ったシャンクを選ぶ
  5. 自分に合ったボックスの柔らかさを選ぶ
  6. プラットフォームを選ぶ

これらのポイントを踏まえて、自分に合ったトゥシューズを選びましょう。それぞれのポイントについてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。イラスト付きで詳しく説明しています。

▼より詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック

バレエトゥシューズを購入したら揃えるもの

トゥシューズは、購入してからすぐに履くことができません。リボンをつけたり慣らしたりする必要があります。そのため、トゥシューズを買うタイミングで、必要なものを一通り揃えておくのがおすすめ。

必要なものは下記の通りです。

  • トゥリボン
  • トゥゴム
  • トゥパッド
  • ソーイングセット
  • トゥシューズケース

ひとまず、これらがあればトゥシューズを使えるようにできます。

これらを購入したら、ソーイングセットを使ってトゥリボンとトゥゴムを縫い付けます。足裏の筋力が強い方であれば、リボンとゴムがなくてもトゥシューズを履けますが、初心者の方は大体においてリボンとゴムが必要です。

そして次に、ソールやボックスを自分好みの柔らかさにする「慣らし」作業を行います。初心者の場合、慣らしの加減がつかめずトゥシューズをダメにしてしまう恐れがあるため、指導者にお願いするのがおすすめ。

トゥシューズを購入後に揃えるものややるべきことについて、もっと詳しく知りたい方は下記の記事をチェックしてみてください。イラストを交えながら詳しく解説しています。

▼より詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック

バレエトゥシューズを履けるように頑張ろう!

いかがでしょうか。トゥシューズについて、概要や履けるようになるタイミング、選び方などの情報をお届けしました。

トゥシューズはバレエの象徴ともいえるアイテム。トゥシューズに憧れてバレエをはじめる方も少なくありません。

履くためには高いハードルを超えなくてはいけませんが、どんなダンサーでも地道にレッスンを積み重ねていけば必ず履けるようになります。年齢や現時点でのレベル、骨格はあまり関係ありません(12歳未満の子供は除く)。

トゥシューズに憧れてバレエに興味を持った方は、ぜひ一度レッスンを受けてみてください。体験することで、より一層トゥシューズのすばらしさを知ることができますよ。


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