【日本・海外で活躍】日本人男性バレエダンサー10名(プリンシパル)をご紹介
バレエ界では、可憐に踊る姿などから女性ダンサーが注目されがちですが、近年男性ダンサーの活躍が目覚ましく、国際的なバレエコンクールでの入賞や、その鍛え抜かれた肉体美から、TVや雑誌などのメディアに取り上げられるなど、男性ダンサーの活躍を耳にする機会が増えました。
クラシックバレエやロマンティックバレエなどの古典バレエの舞台において、主役級の女性ダンサーのことを「プリマ・バレリーナ」と呼ぶこともありますが、男性の主役級ダンサーのことを「ダンスール・ノーブル」と言います。今回の記事では、そんな「ダンスール・ノーブル」として活躍する日本人男性ダンサーをご紹介します。
日本国内のバレエ団で最高位として活躍するダンサーと、海外の著名なバレエ団で最高位として活躍するダンサーについて、その輝かしい経歴や受賞歴などもご紹介します。バレエ団のトップとして活躍し続け、日本人の男性ダンサー達に希望を与え、牽引してくれている彼らの今後の更なる活躍に是非注目してみてください。
※情報は、執筆当時(2021年6月13日時点)の内容です
日本で活躍する日本人男性バレエダンサー
①山本 雅也(やまもと まさや)/K-BALLET COMPANY
2013年に、第41回ローザンヌ国際バレエコンクールで第3位・プロ研修賞を受賞し、注目を集めた山本雅也さん。その年、審査員を務めた熊川哲也氏が「将来大いに期待できる」と高く評価していました。
その後、英国ロイヤル・バレエ団での研修を経て、2014年にローザンヌで山本さんの才能を見出した、熊川哲也氏率いるK-BALLET COMPNYに入団しました。入団後は次々に大役を任され、2020年、26歳の時にプリンシパルに昇格しました。
溌剌としたフレッシュさや、基礎力の高さで正確なテクニックを持ち合わせ、生き生きと舞台を駆け抜ける姿に、是非注目してみてください。
生年月日 | 1994年8月17日 |
身長 | ー |
所属 | K-BALLET COMPANY |
階級 | プリンシパル(最高位) |
受賞歴 | 第41回ローザンヌ国際バレエ・コンクール第3位/プロ研修賞受賞 |
経歴 | 1994年 石川県能美市生まれ 1998年 4歳よりバレエを始める 2010年 オーストラリアバレエスクールに留学 2013年 第41回ローザンヌ国際バレエ・コンクール第3位/プロ研修賞受賞 2013年 同年、英国ロイヤル・バレエ団へ研修生となる 2014年 11月 K-BALLET COMPNY入団 2016年 11月 ソリストに昇格 2017年 9月 ファースト・ソリストに昇格 2017年 「音楽の日2017」(TBS)ゲスト出演 2018年 9月 プリンシパル・ソリストに昇格 2020年 1月 プリンシパルに昇格 |
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②堀内 將平(ほりうち しょうへい)/K-BALLET COMPANY
演技面だけでなく、クラシック・バレエのテクニックの美しさにも定評がある堀内將平さんは、現在熊川哲也率いるKバレエカンパニーのダンサーとして活躍し、2020年10月には最高位であるプリンシパルに昇格しました。
16歳の時に、ドイツ、シュツットガルトの名門バレエ学校「ジョン・クランコ・スクール」に留学し、卒業後は、ブカレストの「ルーマニア国立バレエ団」に入団し、ファースト・ソリストの地位まで上り詰めました。
ルーマニア国立バレエ団時代に、同国を代表する世界的なトップバレリーナ、アリーナ・コジョカルのガラ公演に参加して日本で踊り、そして2015年に熊川哲也が総合監督を務める文化村主催の「オーチャード・バレエ・ガラ」に出演したことがきっかけで、帰国しK-BALLET COMPANYに入団したそうです。
バレエダンサーとして活躍するほか、2021年8月には自ら舞踊監修する「BALLET The New Classic」の公演が控えており、また、雑誌「Tarzan(ターザン)」や「anan(アンアン)」等で、特集が組まれるなど、その肉体美やルックスに注目され、モデルから舞踊監修まで幅広いジャンルで活躍しています。
生年月日 | 1992年7月29日 |
身長 | ー |
所属 | K-BALLET COMPANY |
階級 | プリンシパル(最高位) |
受賞歴 | Tanzolymp金賞 バレコン東京 第1位 多摩シティバレエコンクール 第1位 |
経歴 | 1992年 東京都生まれ 2002年 10歳よりバレエを始める 2008年 ジョン・クランコ・バレエ スクールに留学 2012年 ルーマニア国立バレエ団に入団(ファースト・ソリスト) 2015年 「オーチャード・バレエ・ガラ~JAPANESE DANCERS~」に出演。 2015年 8月 K-BALLET COMPANYにアーティストとして入団 2016年 9月 ファースト・アーティストに昇格 2017年 9月 ソリストに昇格 2018年 9月 ファースト・ソリストに昇格 2018年「MASTER WORKS」イメージモデルを務める 2019年 9月 プリンシパル・ソリストに昇格 2020年 10月 プリンシパルに昇格 |
SNS | Instagram Blog(moondance) |
③柄本 弾(つかもと だん)/東京バレエ団
5歳よりバレエを始め、2008年に東京バレエ団へ入団し、2013年より最高位のプリンシパルとして、数々の主役を演じている柄本弾さん。184cmの長身によるダイナミックかつ華のあるパフォーマンスと、ずば抜けた表現力で、見る者を魅了してやまない東京バレエ団の看板ダンサーです。「20世紀最大の世界的巨匠」と称される振付家、故モーリス・ベジャールの代表作「ボレロ」を踊ることが許された唯一の日本人男性ダンサーでもあります。
2019~2020年まで、NHK「旅するフランス語」にレギュラー出演するなど、活躍の幅を広げています。
生年月日 | 1989年9月26日 |
身長 | 184cm |
所属 | 東京バレエ団 |
階級 | プリンシパル(最高位) |
受賞歴 | ー |
経歴 | 1989年 京都府京都市にて生まれる 1994年 5歳よりバレエを始める 2008年 東京バレエ団に入団 2010年「ラ・シルフィード」「ザ・カブキ」で主役を射止める 2012年「ザ・カブキ」パリ・オペラ座公演で主役の由良之助を演じる 2013年 最高位であるプリンシパルに昇格 2015年 世界的振付家 故モーリス・ベジャールの代表作「ボレロ」を踊る ※現在「ボレロ」を踊ることを許されているただひとりの日本人男性ダンサーである 2016年 nadeshicopro(ナデシコプロ)に所属 |
SNS |
④渡邊 峻郁(わたなべ たかふみ)/新国立劇場バレエ団
新国立劇場バレエ団のプリンシパルとして活躍する渡邊峻郁さん。渡邊さんは、優れたダンサーを輩出していることで有名な「モナコ・プリンセス・グレースアカデミー」へ留学し、首席で卒業しているほどの実力者です。その後、フランス南西部にあるトゥールーズのBallet du Capitileへ入団し、入団から2年でソリストへ昇格しました。海外で活動した後に、2016年より、現在の「新国立劇場バレエ団」へ入団。2019年には、異例ともいえるスピードで、最高位のプリンシパルに昇格しました。
日本人離れしたすらりとした長身と端正な風貌を持ち合わせ、高いレベルのテクニックで、観る人の心を魅了してくれます。
生年月日 | 1990年 |
身長 | ー |
所属 | 新国立劇場バレエ団 |
階級 | プリンシパル(最高位) |
受賞歴 | 第36回埼玉全国舞踊コンクール クラシックバレエ児童の部 第2位 第4回全国ジュニアバレエコンクール 6位入賞 1年間のフルスカラーシップ賞を授与 第34回ローザンヌ国際バレエコンクール 準決勝進出 イタリア「Premio internazionale danza giovanni citta’di sanremo 」優勝/「Gold Medal」授与 |
経歴 | 1990年 福島県にて生まれる 鈴木寿雄のもとバレエを始める 2003年 第36回埼玉全国舞踊コンクール クラシックバレエ児童の部 第2位 2005年 第4回全国ジュニアバレエコンクール 6位入賞 1年間のフルスカラーシップ賞を授与 2006年 第34回ローザンヌ国際バレエコンクール 準決勝進出 2006年 モナコ・プリンセスグレース・アカデミーに留学 2008年 イタリア「Premio internazionale danza giovanni citta’di sanremo 」優勝/「Gold Medal」授与 2009年 モナコ・プリンセスグレース・アカデミーを首席で卒業 2009年 トゥールーズ・キャピトル・バレエ(フランス)に入団 2011年 ソリストに昇格 2016年 新国立劇場バレエ団にソリストとして入団。「シンデレラ」で全幕主役デビュー。 2017年 ファースト・ソリストに昇格 2019年 10月28日 プリンシパルに昇格 |
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⑤井澤 駿(いざわ しゅん)/新国立劇場バレエ団
新国立劇場バレエ団のプリンシパルとして活躍する井澤駿さん。井澤さんは、4歳からバレエを始めて、2012年全国バレエコンクールで第1位を獲得し、その後も、世界的な若手ダンサーの登竜門であるユースアメリカグランプリ・NYファイナルにて銅メダルを獲得するなど、バレエダンサーとして輝かしい功績の持ち主です。
2014年に新国立劇場バレエ団にソリストとして入団しましたが、入団3カ月後に行われた「シンデレラ」の公演では、王子役として華々しく全幕デビューを果たしました。入団後すぐに主役を飾ることは、異例でしたが「シンデレラ」は好評を博し、新進スターの誕生として注目を集めました。
長身で容姿に恵まれ、あらゆる役を演じ分け、スター性を持ち合わせる実力派ダンサーです。
生年月日 | 1992年7月15日 |
身長 | ー |
所属 | 新国立劇場バレエ団 |
階級 | プリンシパル(最高位) |
受賞歴 | ジャパングランプリ2009 ジュニア男性の部 第2位 全国舞踊コンクールバレエ 第一部 第1位 ユース・アメリカ・グランプリ NYファイナル シニア男性の部 銅メダル こうべ全国洋舞コンクール バレエ 男性シニアの部 第1位 中川鋭之助賞 受賞 舞踊批評家協会新人賞 受賞 |
経歴 | 1992年 群馬県にて生まれる 1996年 山本禮子バレエ団附属研究所にてバレエを始める 2009年 菅居理枝子バレエアカデミーに所属 2009年 ジャパングランプリ2009 ジュニア男性の部 第2位 バレエスタジオDUOに所属 2012年 全国舞踊コンクールバレエ 第一部 第1位 2012年 ユース・アメリカ・グランプリ NYファイナル シニア男性の部 銅メダル 2013年 こうべ全国洋舞コンクール バレエ 男性シニアの部 第1位 2014年 新国立劇場バレエ団にソリストとして入団 2014年 「シンデレラ」で全幕主役デビューを果たす 2016年 9月ファースト・ソリストに昇格 2017年 9月プリンシパルに昇格 2018年 中川鋭之助賞 受賞 2020年 舞踊批評家協会新人賞 受賞 |
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海外で活躍する日本人男性バレエダンサー
⑥平野 亮一(ひらの りょういち)/英国ロイヤル・バレエ団(イギリス)
世界三大バレエ団と称される英国ロイヤル・バレエ団で、2016年に熊川哲也に続く史上2人目の日本人の男性プリンシパルダンサーとなった平野亮一さん。平野さんは、兵庫県尼崎市出身で4才よりバレエを始め、2001年にローザンヌ国際バレエコンクールでプロ研修賞を受賞したことを契機として、2002年に英国ロイヤル・バレエ団へ入団しました。
2001年に出場したローザンヌ国際バレエコンクールでは、恵まれたスタイルと気品あふれる豊かな表現力とその存在感で、記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。
英国ロイヤル・バレエ団では、32歳の時にプリンシパルに任命されており、30代での昇格は前例のないことでしたが、着実に力を蓄え、唯一無二の個性で強い存在感を放っています。この時、同時に日本人ダンサーである高田茜さんもプリンシパルに昇格し、日本でも話題となりました。
185cmの長身を活かした存在感のある踊りと、気品ある王子役からエキセントリックな役まで幅広くこなす高い演技力が評価されているダンサーです。
生年月日 | 1983年9月5日 |
身長 | 185cm |
所属 | 英国ロイヤル・バレエ団 |
階級 | プリンシパル(最高位) |
受賞歴 | 第14回全日本バレエ・コンクール ジュニア部門 第1位 第29回ローザンヌ国際バレエコンクール プロ研修賞 受賞 兵庫県芸術奨励賞 受賞 |
経歴 | 1983年 兵庫県尼崎市にて生まれる 1987年 4才より母の平野節子が主宰するバレエ教室にてバレエを始める 2000年 第14回全日本バレエ・コンクール ジュニア部門 第1位 2001年 第29回ローザンヌ国際バレエコンクール プロ研修賞 受賞 2001年 英国ロイヤル・バレエ団に研修生として入団 2002年 英国ロイヤル・バレエ団にアーティストとして正式入団 2007年 ファースト・アーティストに昇格 2008年 ソリストに昇格 2012年 ファースト・ソリストに昇格 2016年 最高位であるプリンシパルに昇格した(当時32歳) ※熊川哲也に続く史上2人目の日本人男性プリンシパルとなった 2016年 兵庫県芸術奨励賞 受賞 |
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⑦木本全優(きもと まさゆう)/ウィーン国立バレエ団(ドイツ)
マニュエル・ルグリ(パリ・オペラ座バレエで23年エトワールを務めた)が芸術監督を務める、ウィーン国立バレエ団の最高位である第1ソリストとして活躍する木本全優さん。木本さんは、兵庫県尼崎市出身で3才よりバレエを始め、10代でフランスのカンヌ・ロゼラハイタワーに留学し、そこから現在まで海外を拠点に活動しているダンサーです。
2004年に「コンセルヴァトゥール(パリ国立音楽院)」に編入し、卒業後は「ドイツ・ドレスデン歌劇場バレエ団」へ入団、2008年に現在の「ウィーン国立バレエ団」へ移籍し、2017年には最高位である第1ソリストへ昇格しました。
現在、同じくウィーン国立バレエ団の第1ソリストとして活躍する日本人ダンサーの橋本清香さんとは、10代のときに留学先のフランス・カンヌ・ロゼラハイタワーで出会い、2008年には2人でウィーン国立バレエ団に移籍し、2012年にご結婚されたそうです。橋本清香さんは2016年、木本全優さんは2017年、最高位である第1ソリストに昇格しています。
木本さんは身体能力が高く、柔軟性もあり、クラシックからコンテンポラリーまで、確実なテクニックで滑らかに踊る非常に万能なダンサーです。
生年月日 | 1987年12月 |
身長 | ー |
所属 | ウィーン国立バレエ団 |
階級 | 第1ソリスト(最高位) |
受賞歴 | 第33回ローザンヌ国際バレエコンクールの決勝進出(ファイナリスト) |
経歴 | 1987年 兵庫県姫路市にて生まれる 1991年 3才より姫路市の中田バレエシアターにてバレエを始める 2003年 フランスのカンヌのロゼラ・ハイタワー・バレエスクールに入学 2004年 パリ国立音楽院(コンセルヴァトゥール)に編入 2005年 第33回ローザンヌ国際バレエコンクールの決勝進出(ファイナリスト) 2006年 パリ国立音楽院(コンセルヴァトゥール)卒業 2006年 ドイツ・ドレスデン歌劇場バレエ団へ入団 2008年 ウィーン国立バレエ団へ移籍 2011年 ウィーン国立バレエ団のデミ・ソリストに昇格 2012年 同バレエ団の橋本清香と結婚 2013年 4月ウィーン国立バレエ団のソリストに昇格 2017年 ウィーン国立バレエ団の第1ソリストに昇格 |
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⑧吉山 シャール ルイ・アンドレ(よしやま しゃーる るい・あんどれ)/ヒューストンバレエ団(アメリカ)
アメリカで4番目に大きいプロフェッショナルカンパニー「ヒューストンバレエ団」の最高位プリンシパルとして活躍する吉山さん。5才よりヒラキバレエスクールにてバレエを始め、2007年に「ローザンヌ国際バレエコンクール」にてコンテンポラリー賞を受賞、同年「ユースアメリカグランプリ」でもコンテンポラリー賞を受賞し、その高い技術力と表現力で注目を集めました。
2008年にヒューストンバレエ団に入団し、その後着実にキャリアを積み、2016年にプリンシパルへと昇格しました。技術力と表現力に加えて、並外れた体力と精神力を持つ、力強いダンサーです。
生年月日 | 1989年8月29日 |
身長 | ー |
所属 | ヒューストンバレエ団 |
階級 | プリンシパル(最高位) |
受賞歴 | 第40回ローザンヌ国際バレエコンクール コンテンポラリー賞 受賞 ユースアメリカグランプリ トップ12 コンテンポラリー賞 受賞 |
経歴 | 1989年 静岡県浜松市にて生まれる 1995年 5才よりヒラキバレエスクールにてバレエを始める 2005年 4月英国イングリッシュナショナルバレエスクールに入学 (うち1年間は文化庁の海外研修生として滞在) 2007年 2月第40回ローザンヌ国際バレエコンクール コンテンポラリー賞 受賞 2007年 4月ユースアメリカグランプリ トップ12 コンテンポラリー賞 受賞 2007年 8月ローザンヌ・ガラ2007(高円宮憲仁親王殿下メモリアル)に受賞者として出演 2007年 8月ヒューストンバレエ ベンスティーブンソンアカデミーHBⅡに入団 2008年 7月ヒューストンバレエ団に入団 2012年 5月デミソリストに昇格 2013年 11月ソリストに昇格 2015年 3月ファーストソリストに昇格 2016年 6月プリンシパルに昇格 |
SNS |
⑨江部 直哉(えべ なおや)/カナダ・ナショナル・バレエ団(カナダ)
カナダ・ナショナル・バレエ団は、カナダ最大の都市であるトロントに1951年に設立されたバレエ団です。2012年に60周年を迎えた、歴史と実績のある北米を代表するカンパニーです。
そんな歴史あるバレエ団で、2015年に日本人として初めてプリンシパルに昇格した江部直哉さん。江部さんは、3歳から12歳まで体操を習っており、体操のためにバレエをバレエは体操のために始めたのがきっかけだそうです。
強くしなやかな体の使い方で、日本人には珍しいノーブルで美しいパフォーマンスをするダンサーです。
生年月日 | 1988年 |
身長 | ー |
所属 | カナダ・ナショナル・バレエ団 |
階級 | プリンシパル(最高位) |
受賞歴 | ー |
経歴 | 1998年 東京都にて生まれる 1991年 3歳から体操を始める 2000年 体操の為に12歳より清水純子バレエスタジオにバレエを始める 2003年 15歳よりカナダナショナルバレエスクールに入学 2007年 カナダ国立バレエ団に入団 2011年 セカンド・ソリストに昇格 2011年 The International Competition for Eric Bruhn Prizeに出場 2012年 ファースト・ソリストに昇格 2015年 プリンシパルに昇格 |
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⑩待山 貴俊(まちやま たかとし)/ベラルーシ国立ボリショイ劇場バレエ団(ベラルーシ共和国)
ベラルーシ国立ボリショイ劇場バレエ団は、ベラルーシ共和国の中央に位置する首都ミンスク(人口は約190万人)に位置します。1933年に設立され、モスクワのボリショイ・バレエに負けず劣らず、非常にレベルの高いバレエ団です。
世界最高峰といわれるまで声望を高めた「ソ連バレエ」の血を引くベラルーシ国立ボリショイ劇場で、待山貴俊さんは、最高位のプリンシパルとして活躍しています。
待山さんは、8歳よりバレエを始め、14歳の時にミハイル・バリシニコフ(ソ連出身)が踊る映像に心を奪われ、ロシア国立ワガノワ・アカデミーに入学したそうです。ワガノワ・アカデミーを首席で卒業した後、現在のベラルーシ国立ボリショイ劇場へソリストとして入団。その後も目覚ましい活躍を見せ、2015年に外国人として史上初のプリンシパルに昇格しました。力強い踊りで観る人を魅了する注目の若手ダンサーです。
生年月日 | 1991年11月4日 |
身長 | ー |
所属 | ベラルーシ国立ボリショイ劇場バレエ団 |
階級 | プリンシパル(最高位) |
受賞歴 | ペルミ国際バレエコンクール ディプロマ 受賞 モスクワ国際バレエコンクール ディプロマ 受賞 イスタンブール国際バレエコンクール ゴールドメダル 受賞 ヘルシンキ国際バレエコンクール 第3位 受賞 大阪府堺市長より堺市栄誉賞を受賞 ベラルーシ国立ボリショイ劇場特別功労賞 受賞 ベラルーシ国立ボリショイ劇場、年間最優秀アーティスト賞2019 受賞 |
経歴 | 1991年 大阪府堺市にて生まれる 1999年 8歳よりバレエを始める 2008年 ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミーに留学 2011年 ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミーを首席で卒業 2011年 ベラルーシ国立ボリショイ劇場にソリスト契約で入団 2012年 ペルミ国際バレエコンクール ディプロマ 受賞 2013年 モスクワ国際バレエコンクール ディプロマ 受賞 2014年 イスタンブール国際バレエコンクール ゴールドメダル 受賞 2015年 ベラルーシ国立ボリショイ劇場にて、外国人として史上初のプリンシパルに昇格 2016年 ヘルシンキ国際バレエコンクール 第3位 受賞 2016年 大阪府堺市長より堺市栄誉賞を受賞 2016-17シーズンよりベラルーシ国立ボリショイ劇場のアシスタント・バレエマスターに就任 2017-18シーズンよりベラルーシ国立ボリショイ劇場のリハーサル・ティーチャーに就任し、ダンサーの指導にもあたっている 2017-18シーズンのベラルーシ国立ボリショイ劇場、ベスト・アーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞 2018年 ベラルーシ国立ボリショイ劇場特別功労賞 受賞 2019-20シーズン ベラルーシ国立ボリショイ劇場、年間最優秀アーティスト賞2019を受賞 |
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参考文献
Bolshoi Opera and Ballet Theater of Belarus(Profile)
毎日新聞インタビュー記事(2019年12月26日)
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