おすすめのバレエタイツを紹介!種類や市販で代用できない理由も解説
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バレエタイツとは?
バレエタイツとは、読んで字のごとく「バレエを踊るために作られたタイツ」です。日常で使われるタイツとは異なり、肌の色を綺麗に魅せてくれたり、伸縮性や耐久性に優れていたりといった特徴を備えています。
また、脚の筋肉や動きを確認しやすいという効果もあり、ほとんどのバレエ教室が日常のレッスンから着用を義務付けています。
タイツに使われる色は肌色に近いピンクが最も多く、その中でもロイヤルピンクと呼ばれる色がポピュラーです。プロレベルのバレエダンサーになると、黒などのピンク以外の色も着用することがありますが、肌の色から乖離するほど脚の動きを確認しづらくなるため、一般のバレエダンサーはピンク色を着用します。
バレエタイツの種類
バレエタイツは、形状によっていくつかの種類に分かれます。よく使われる種類を5つピックアップし、それぞれについて解説します。
フータータイプ
最もスタンダードな種類です。日常で穿くタイツと同じ形状で、腰からつま先までを覆い隠します。初めてバレエタイツを購入するという方に、最もおすすめの種類です。
コンバーチブルタイプ
基本的な形状はフータータイプと同じですが、唯一の違いとして足の裏側に穴が空いています。そのため、穴あきタイツとも呼ばれています。
なぜ穴が空いているのかというと、足先のケアを行いやすくするためです。バレエトゥシューズの先端は硬い素材で作られているため、つま先に大きな負担がかかります。そのため、足先にまめができたり怪我をしたりするのですが、これらをケアするとき、コンバーチブルのバレエタイツであれば、穴の部分から足先を外に出すことができるため、絆創膏を貼ったりテーピングを巻いたりなどのケアがしやすいのです。
基本的には、バレエトゥシューズを履く方向けのバレエタイツですが、先生や教室によっては足先の動きを確認するためにコンバーチブルタイプのバレエタイツを推奨してくるケースもあります。
トレンカタイツ
足先と踵が覆われていないタイプのバレエタイツです。足裏で床を感じやすいというメリットがあります。
フットレスタイツ
足首より下が覆われていないタイプのバレエタイツです。七分丈や五分丈など、足首までの丈の長さには種類があります。完全に足が外に出ているため、トレンカタイプよりも強く床を感じることができます。
バレエソックス
バレエソックスは、靴下型のバレエタイツです。靴下と同じように、左右のそれぞれの脚に着用します。丈が脛の中間くらいまでなので、タイツに比べて暑さを感じづらく、夏のレッスンで暑いからタイツを着用したくないという子供におすすめです。
市販のタイツで代用はできない?
バレエタイツは市販のタイツに比べて高機能である分、価格も高めです。そのため、市販のタイツで代用できないか?と考える方もいるでしょう。この問いにつきまして、基本的にはおすすめしないというのが当メディアの意見になります。
市販のタイツがおすすめできない理由は、主に3つあります。
理由①脚を綺麗に魅せられない
まず1つ目は、脚を綺麗に魅せられないことです。先述した通り、バレエタイツはバレエダンサーの脚を優美に魅せることに長けています。市販のタイツは脚のラインや筋肉が見えにくいため、バレエタイツと比較すると脚を綺麗に魅せられないのです。
理由②踊りの妨げになる
2つ目の理由は、踊りの妨げになりやすいことです。バレエタイツはバレエの激しい動きについていけるよう設計されているため、伸縮性やフィット感などに優れています。反面、市販のタイツは日常生活用に作られているため、バレエの動きについていくことができず、踊りの妨げとなってしまいます。
着用してみると実感できますが、バレエタイツと市販のタイツの踊りやすさは雲泥の差です。バレエの上達を考えるのであれば、踊りの妨げとなる市販のタイツを使うことはおすすめできません。
理由③耐久性に乏しくコスパが悪い
3つ目の理由は、耐久性に乏しくかえってコスパが悪いことです。バレエタイツと比べて安価な傾向にある市販のタイツですが、先述した通りバレエの動きについていけるように設計されていないため、すぐに破れたりほつれたりして使えなくなってしまいます。
バレエタイツは耐久性に優れており、毛玉ができにくかったり伝線が起きにくかったりと、市販のタイツに比べて長く使うことができるため、結果的にはバレエタイツのほうが安く上がる可能性が高くなります。
バレエを習うのはお金がかかるので、削れるところは削って節約しておきたいもの。バレエタイツのように長期的な視点を持つことで、節約につながるケースもあるため、お金の使い方はぜひよく検討してみてください。
以上、3つの理由から、市販のタイツを代用することはおすすめできません。初めにお金がかかってしまいますが、できればバレエタイツを購入しましょう。
バレエタイツの選び方
バレエタイツの選び方は、非常にシンプルです。初心者の方がバレエタイツを探す場合、下記のポイントに沿って選べば基本的に失敗することはないでしょう。
ポイント | 概要 |
---|---|
サイズが合っていること | サイズはピッタリとフィットするものを選びましょう。 |
色がロイヤルピンクであること | 基本的にロイヤルピンクを選んでおけば間違いありません。 |
形状がフータータイプであること | バレエトゥシューズを履く機会はまだまだ先になるため、コンバーチブルタイプではなく、万能に使えるフータータイプがおすすめです。 |
機能性に優れていること | 伸縮性や耐久性に優れている商品を買いましょう。見極めは難しいですが、口コミやレビューを参考にするのがおすすめです。 |
おすすめのバレエタイツ
それでは、おすすめのバレエタイツを紹介します。他のメディアのように10個ほどまとめて紹介しようかと思ったのですが、バレエタイツは商品ごとの差が明確には分かりづらいため、厳選して紹介しようと思います。
ナショナルブランドにこだわるなら「チャコット」
ブランドにこだわって商品を選びたいという方におすすめなのが、こちらの商品です。国内老舗バレエメーカー『Chacott / チャコット』のベネローゼタイツ。
ナショナルブランドらしく安定感のある品質が魅力的で、バレエタイツを初めて購入するという方は、これを買っておけば基本的には間違いありません。フータータイプのため、バレエシューズでレッスンに励んでいる方におすすめです。
バレエシューズとは?
バレエシューズとは、布や革素材で作られたバレエ用の靴を指します。足裏部分も柔らかく素足に近い感覚で踊ることができ、バレエを踊る上では欠かせないアイテムのひとつです。舞台などでよく見る、つま先で立てるシューズとは異なるもので、こちらはバレエトゥシューズ、もしくはポワントと呼ばれています。コンバーチブルタイプで説明した通り、バレエトゥシューズはつま先部分に固い素材が入っており、バレエトゥシューズを履く方はフータータイプではなくコンバーチブルタイプをおすすめします。
もしも、同じくチャコットでコンバーチブルタイプが欲しいという方はこちらの商品がおすすめです。先ほど紹介した商品の穴あきタイプになります。
チャコット ジュニア|キッズバレエにはこちら
ジュニア用バレエタイツはこちらになります。先ほど紹介した商品と同じモデルです。
こちらはコンバーチブルタイプ(穴あき)のモデルになります。
コスパ重視の方におすすめのバレエタイツ
ブランドよりもコスパを重視する方におすすめなのが、こちらの商品。バレエ用品を取り扱う大手通販サイト、『イー・バレリーナ』のバレエタイツです。
『ル・シーニュ』というラインのアイテムで、特徴は日本製の高品質でありながら価格が約1000円というコスパの良さにあります。先ほど紹介したチャコットのバレエタイツが約2500円なので、半額以上の価格で購入することができます。品質も申し分なく、初めてバレエタイツを購入する方であれば十分満足できるかと思います。
楽天ランキングで1位を獲得したこともあるため、第三者的な評価も申し分ありません。ブランドにこだわらないという方は、こちらの商品がおすすめです。
コンバーチブルタイプが欲しいという方にはこちらがおすすめです。先ほど紹介したモデルの穴あきタイプになります。
▼チャコットやイーバレリーナなど、バレエ通販サイトについて詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。
自分に合ったバレエタイツを選ぼう
いかがでしょうか。バレエタイツについて、概要からおすすめの商品まで詳しく解説・紹介させていただきました。市販のタイツで代用できないかと思う方もいるかもしれませんが、できることならぜひバレエタイツを買ってみてください。その機能性の高さから、きっとバレエがより楽しめるようになるはずです。ぜひこの記事を参考にしていただき、自分に合ったバレエタイツを購入してバレエを楽しみましょう。おすすめ商品の購入もぜひ検討してみてくださいね。
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