おすすめのバレエ映画5選!美しくも儚いバレリーナの世界に没頭せよ

作品・カルチャー

おすすめのバレエ映画を5つ紹介します

バレエについて、華やかで優美なイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?

精緻に作り上げられた綺麗な衣装を着て、舞台の上を美しく可憐に踊るバレエダンサーたちを観ていると、そのような印象を抱くのも当然ですよね。

また、テレビや雑誌などのメディアで取り上げられるバレエの世界は、まるでファンタジーのように幻想的で、バレリーナはその世界を生きる妖精のように美しいです。

しかし、美しく見えるバレエの世界も、その舞台裏では、バレエダンサーたちが苦悩や葛藤を繰り返しながら、まさに死に物狂いで表舞台を目指していて、決して清廉潔白とは言い切れない、ドロドロとした人間模様が繰り広げられています。

今回の記事では、そんなバレエの世界を描いた、おすすめのバレエ映画を5つ紹介します。

努力のすべてが報われるとは限らない、むしろ報われない努力があって当たり前の世界で、それでもなおバレエに身を捧げる――ときには、悪魔に憑りつかれたかのように、誰かを傷つけてでも――

儚くも美しいバレエの世界に、圧倒されること間違いなしです。

おすすめバレエ映画①リトルダンサー

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あらすじ

1984年、イギリス北部の炭坑町。11歳のビリーは炭坑労働者のパパと兄トニー、おばあちゃんと暮らしていた。

ある日、ビリーの通うボクシング教室のホールにバレエ教室が移ってきた。ふとしたことからレッスンに飛び入りしたビリーは、バレエに特別な開放感を覚えるのだった。

教室の先生であるウィルキンソン夫人もビリーに特別な才能を見出した。それからというものビリーはバレエに夢中になるのだが……。バレエ・ダンサーを目指す少年の姿を描いたS・ダルドリー監督の長編第1作。

引用元 https://www.allcinema.net/cinema/162615

「僕の夢は、ロイヤル・バレエ団で踊ること」

ビリーはとにかく踊ることが大好き。

当時、バレエは「女の子」が踊るものというイメージが強かったため、家族の反対を押し切ってバレエを続けるビリーに、次第に家族の間に亀裂が生じていきます。

経験から得た怒りや憎しみ、希望や喜びを全身を使ってダンスで表現する、大好きなダンスを通してひたむきに頑張るビリーの姿に勇気づけられます同時に、バレエがテーマでありながら、家族とは何かを深く考えさせられます。

映画の世界観と、好きなことにひたむきに頑張るビリーの姿が印象的で、上映から約20年経った今でもミュージカル化され愛され続けている作品。

バレエを知らない人にもおすすめの作品です。

公開日:2000年/イギリス

受賞タイトル

  • 第25回日本アカデミー賞 最優秀賞外国作品賞
  • 第54回英国アカデミー賞 英国作品賞

おすすめバレエ映画②エトワール

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あらすじ

エトワールを頂点に厳格な階級社会が築かれているパリ・オペラ座バレエ。その美しくきらびやかな表舞台の裏では過酷で容赦のない、頂点を目指した、あるいは生き残りをかけた熾烈な争いが繰り広げられている。そんなプロの世界ゆえの残酷なドラマを見つめたドキュメンタリー。

監督は「田舎の日曜日」「ラウンド・ミッドナイト」などで知られるベルトラン・タヴェルニエの息子で俳優としても活躍するニルス・タヴェルニエ。

300年以上の歴史を誇るパリ・オペラ座。そのバレエ団は、“星”を意味するエトワールと称される最高位のダンサーを頂点にし、プルミエ・ダンスール、スジェ、コリフェ、カドリーユと続く完璧な階級社会。

そもそも、一握りの選ばれし者のみが団員になれる世界。その中で、残酷な生存競争に勝ち残るために、日々超人的な努力が要求されるダンサーたち。エトワールに任命されてもなお、深まりゆく芸術への理解力と相矛盾するように、衰え行く肉体に悩み続ける。

一方、カドリーユたちは血マメをつぶし、抗生物質を飲んでステージへと上がる……。

引用元 https://www.allcinema.net/cinema/237223

「舞台の上では痛みも何もかも忘れるわ」

クラシック・バレエの名門「パリ・オペラ座」の舞台裏を収めたドキュメンタリー映画です。

1661年に設立された世界最古のバレエ団。

300年以上の歴史を持つバレエ界の殿堂の舞台裏に初めてカメラが入ったことは、当時フランス市民を騒がせ、大ヒットを記録したそうです。

舞台に立ち完全燃焼するために、全てをバレエに捧げ、ストイックな練習に励む。

世界最高峰のバレエ団である、「パリ・オペラ座」のダンサー達のインタビューは、貴重であり、舞台上で美しく舞う姿からは想像を絶する苦悩や努力が伺えます。

日本人初のパリ・オペラ座の正団員となった藤井美穂さんも出演しています。

世界を代表するバレエ団の歴史や舞台裏を知りたい方にはおすすめの作品です。

公開日:2000年/フランス

キャスト

  • マニュエル・ルグリ
  • ニコラ・ル・リッシュ
  • オーレリ・デュポン 他

おすすめバレエ映画③センターステージ

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あらすじ

「クルーシブル」のニコラス・ハイトナー監督が、名門バレエ団のセンターステージに立つことを夢見る若者たちの姿を描いた青春群像劇。ジョディの夢は、名門バレエ団“アメリカン・バレエ・カンパニー”のプリンシパル・ダンサーになること。

晴れて練習生となった彼女は、期待に胸をふくらませニューヨークへとやって来た。しかし、練習初日、舞台監督ジョナサンは“最終的に残れるのは男女3人ずつ”と言い放つ。その日から、つらく厳しいレッスンが始まった……。

引用元  https://www.allcinema.net/cinema/234061

アメリカン・バレエ・シアターの研修生となった主人公が恋愛や挫折を乗り越え、卒業公演に挑む姿を描いたバレエ映画です。

プロになるために前向きに、ひたむきに頑張る姿に、パワーをもらい、観終わるとすがすがしい気持ちになれます。

本格的なバレエ映画のため、キャストはアメリカを代表するバレエ界のスターが勢揃いしており、そこも見どころの一つです。

特に、当時ABT(アメリカン・バレエシアター)のプリンシパルダンサーだった、イーサン・スティーフィルの踊りは美しくて目を奪われます。

主人公がどんどん成長していく姿にもぜひ注目してみてください。

ヒロインのアマンダ・シュルはこの映画をきっかけにバレリーナから女優へと転向し、2008年に続編『センターステージ2/ダンス・インスピレーション!』にも出演しています。

公開日:2000年/アメリカ

おすすめバレエ映画④ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣

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あらすじ

端正な容姿と圧倒的な表現力で、世界中にその名をとどろかせたセルゲイ・ポルーニン。

その数年後、英国ロイヤル・バレエ団を退団した彼は第57回グラミー賞にノミネートされたホージアのヒット曲「Take Me To Church」のミュージックビデオ出演で再び脚光を浴びた。バレエ界随一の異端児にして、著名なバレエダンサーであるルドルフ・ヌレエフの再来とも評される彼の素顔に迫る。

引用元 https://www.cinematoday.jp/movie/T0021711

ダンスシーンが多いため、ある程度バレエの知識がある方にお勧めの作品です。

一般家庭で生まれ育ったポルーニン。

幼少期からバレエを始めましたが、当時から一目を置く存在でした。

家族は彼の才能にかけて、バレエをやらせるために出稼ぎに出ます。

13歳でロイヤル・バレエスクールに入り、家族と離れて、生きるために、愛する家族のためにバレエに全てを捧げます。

才能が認められ、19歳で英国ロイヤル・バレエ団の史上最年少プリンシパルとなりました。

天才と呼ばれてきたセルゲイポルーニンですが、裏では公演数の多さやプリンシパルという重圧と戦い続け、次第に目標を見失い、薬物に救いを求めてしまいます。

そしてプリンシパル昇格から2年、人気絶頂の中で電撃退団。

退団後に出演した「Take Me To Church」のミュージックビデオでは、彼が成功からどん底までを経験し、彼のこれまで抱いてきた感情を踊りで表現する姿に心打たれます。

才能が有りすぎるが故の孤独と葛藤を描いた作品です。

公開日:2016年/イギリス、ロシア、ウクライナ、アメリカ

おすすめバレエ映画⑤ブラックスワン

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あらすじ

『レスラー』のダーレン・アロノフスキー監督と、『スター・ウォーズ』シリーズのナタリー・ポートマンがタッグを組んだ心理スリラー。内気なバレリーナが大役に抜てきされたプレッシャーから少しずつ心のバランスを崩していく様子を描く。芸術監督を演じるのは、フランスを代表する俳優ヴァンサン・カッセル。主人公のライバルを、『マックス・ペイン』のミラ・クニスが熱演する。プロ顔負けのダンスシーン同様、緻密(ちみつ)な心理描写に驚嘆する。

引用元 https://www.cinematoday.jp/movie/T0009600

バレエ「白鳥の湖」をサスペンスタッチに描いた作品です。

クラシックバレエは、一見高尚で美しい世界に見えますが、その裏では、配役をめぐる嫉妬や挫折、プレッシャーなど黒い部分があり、この映画はそんなバレエをテーマに、ドロドロした世界や人間の精神が破壊されていく恐怖を描いています。

ニューヨーク・シティ・バレエ団に所属する主人公のニナは、踊りは完ぺきで優等生のような女性です。

新しい振り付けで新シーズンの「白鳥の湖」を上演することになり、ニナは主役に抜擢されます。

次第に、周りからの嫉妬やプレッシャーなどから追い詰められて精神が崩壊していきます。

どこまでが現実でどこまでが幻覚なのか、分からなくなり混乱していく。。。

最後に踊るブラックスワン(黒鳥)の演技は狂気に満ち溢れていて圧巻です。

主役のナタリーポートマンは、役作りのためにバレエ専属のトレーナーをつけて1年間猛特訓し、9キロの減量に成功したそうです。

官能的なシーンもあり、ホラーが苦手な方にはお勧めしませんが、ナタリーポートマンの演技力の高さに圧倒されます。

公開日:2010年/アメリカ

受賞タイトル

  • 第54回ブルーリボン賞 外国映画賞
  • 第83回アカデミー賞 主演女優賞
  • 第68回ゴールデングローブ賞 主演女優賞(ドラマ部門)
  • 第26回インディペンデント・スピリット賞 作品賞
  • 第67回ヴェネチア国際映画祭 マルチェロ・マストロヤンニ賞
  • 第36回ロサンゼルス映画批評家協会賞 撮影賞
  • 第64回英国アカデミー賞 主演女優賞
  • 第6回オースティン映画批評家協会賞 作品賞

▼バレエ作品としての「白鳥の湖」について興味のある方はこちらの記事がおすすめ


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